【新築売却奮闘記②】引越しダイエット?!落ちる体重。
こんにちは、いえメモです。
マイホームを手に入れた初めの週は、いろんな意味で”身を削る”日々を送っていました。
今回は当時を振り返りながら、そのときの辛い日々について、お話ししていきたいと思います。
第1話でお伝えした通り、「駅近・最新設備・南向きの夢の新築戸建て!」に住み始めた私ですが——
引っ越して一週間で、体重が5kg落ちました。
…健康的に?いえいえ、違います。
原因は、騒音 × 胃腸炎のダブルパンチ。
■ 引越し疲れか?家に対するストレスか?胃腸炎でダウン
引っ越しって、思った以上にエネルギーを使うんですよね。
荷造り、手続き、住所変更、家電の搬入、段ボールに埋もれた生活…そして始まる新生活。
「やっと落ち着ける…!」と思った矢先、体調に異変。
お腹が痛い。気持ち悪い。食欲がない。熱もないのに、何かがおかしい。
病院に行くと、診断は胃腸炎。
「疲れか、ストレスでしょうね」とドクターに言われ、私は静かに頷きました。
それ、たぶん、家のせいです。
■ 自宅療養という名の“騒音地獄”
薬を飲んで自宅で安静…のはずが、地獄の始まり。
朝6時、目覚ましより早くゴォォォというエンジン音で叩き起こされる。
昼間は配達トラック、営業車と思われる車がビュンビュン通り過ぎ、胃腸と心の休まる時間は訪れず。
夕方には、帰宅ラッシュの車列が奏でるエンジン音が耳につく。
外を通るバイクのアクセル音は、完全に重低音ライブ。
“寝て治す”という概念、ここには存在しません。
しまいには、音がしてない時間でも、耳の奥にエンジン音がこびりついてる感覚。
あれ?…今、鳴ってないよね?と確認する日々。
■ もはや呪い?食べられない、眠れない、痩せていく
そして、食べられない。
スープすら胃が受け付けない。食パンは1/4でギブ。
「食べると痛い」「痛いと不安」「不安になるとまたお腹が痛い」——この無限ループ。
その結果、なんと体重マイナス5kgを達成(?)しました。
SNSで「引越しダイエット成功!」なんて言ってる人見かけますが、私は全力で止めたい。
これは“意図しない痩せ方”です。
■ ミスった…?責められているような毎日
胃の痛みとともに、心にもずっしりとした何かがのしかかります。
車の音が聞こえるたびに、こう囁かれてる気がするんです。
「この家、選んだの誰?」
「もう戻れないよ?」
「この家のために一生働くんだよ?」
何をしていても、その声が頭をよぎる。
窓を閉めても、カーテンを変えても、耳栓をしても、音は遮断できても「後悔」は消えない。
■ この家に一生、我慢して住むのか?
思いました。
「私、これからずっとこの家で我慢し続けるのか?」
旅行から帰ってきて「やっぱり我が家が一番だね!」って言いたかった。
これでは、旅行先で「帰りたくない」って本気で思ってしまう始末。
胃腸炎を治すより、心のモヤモヤを治す方が難しい。
そんな現実に、ベッドの中で静かに絶望していたのでした。
■ つづく
→ 第3話:「住んで一週間で売却スタート!マイホーム天国がローン地獄へ…?」決断への葛藤編へ。