後悔しないために!内覧時に使えるチェックリスト15項目
「この家、いいかも!」
内覧でそんな風に感じる物件ってありますよね。でも、ちょっと待ってください。
内覧って、たった30分〜1時間くらいの短い時間で、その家の“何十年分の暮らし”を判断するイベントです。
テンションが上がって冷静さを失うと、あとから「なんで気づかなかったんだろう…」と後悔するポイントも出てきがち。
私も実際に、内覧では気づけなかった「音の問題」が原因で、新築を早々に手放すという経験をしました。
だからこそ、これから家を探す人には伝えたい。内覧には“見るべきポイント”がある!
今回は、内覧のときに確認しておくべき15のチェック項目をまとめました。スマホ片手にチェックしながら見学するのもおすすめです!
内覧のときに確認しておくべき15項目
【1】朝・昼・夕方の雰囲気が違うか?
できれば内覧は、時間帯を変えて複数回行くのがベスト。
朝は通勤ラッシュ、夕方は子どもの帰宅ラッシュ、夜は照明や人通りの少なさが気になります。
【2】交通量と騒音の有無
家の前の道路、どんな車がどれくらい通るか?
大型トラックやバイクの音が響く場合もあるので、できれば外で5分ほど耳をすませてみましょう。
【3】近所の施設やお店の音
近くに学校、保育園、公園、飲食店などがないかも要チェック。
生活に便利でも、騒音源になることもあります。
【4】日当たり・風通し
実際の光の入り方を確認。部屋の奥まで光が入るか?風が抜けるか?
晴れた日と曇りの日で違うので、天候にも注目。
【5】窓を開けたときの音環境
内覧時に窓を開けてみてください!
外の音がどれくらい聞こえるかで、暮らしの快適さがかなり変わります。
【6】壁の厚さ・防音性
隣の家や部屋との距離感、壁の薄さなども見ておくと◎
できれば隣室からの音が聞こえないか耳を澄ませて。
【7】電波・Wi-Fiの入りやすさ
地味だけど大事。スマホの電波が悪い場所だと、在宅ワークや動画視聴がストレスになることも。
【8】収納スペースの実用性
収納の数だけでなく、奥行き・高さ・使いやすさをチェック。
「使いづらい収納」は結局“物置き”になります。
【9】コンセントの数・位置
思った以上に重要なポイント!家電の配置をイメージしながら確認してみてください。
【10】水回りのニオイ・湿気
キッチン、洗面所、浴室、トイレのにおいチェックを忘れずに。湿気がこもっていないかも重要です。
【11】外構・庭の使いやすさ
庭がある場合、実際にどれだけ使えるか、メンテナンスの手間もイメージしておくと◎
水栓や日当たりも見ておきましょう。
【12】近隣の住人や雰囲気
時間があれば、周辺を歩いてみて、住んでいる人の雰囲気や街の空気感を体感するのもおすすめです。
【13】ゴミ置き場の場所と管理状況
集合住宅ならゴミ置き場、戸建てならゴミ出しルール。
散らかっていたり臭うようなら要注意!
【14】建物の劣化やメンテナンス状況
外壁やベランダ、床下、サッシの隙間など、見落としがちな箇所の劣化にも目を向けてみましょう。
【15】“直感”も大事にする
数字や設備のチェックも大事ですが、最後は「ここに住みたい!」と思える感覚も無視できません。
ただし、テンションだけで即決はNG。冷静に振り返る時間も持ちましょう。
まとめ:チェックリスト片手に「暮らしの視点」で内覧を!
家選びで後悔しないためには、「暮らし始めた自分を想像しながら」内覧することが何より大切。
今回のチェックリストを使えば、物件の良し悪しだけじゃなく、「自分にとって合っているか?」も見えてくるはずです。
私自身、「音」の見落としで痛い思いをしたからこそ、内覧時の視点はとても重要だと感じています。この記事が、みなさんの家選びに少しでも役立てばうれしいです!