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「パパ育休を取ってよかった3つの理由、後悔した1つのこと」

ieuttahito

「パパ育休って、実際どうなの?」

僕自身、2人目の出産を機にはじめて“本気のパパ育休”を取得しました。

結論から言うと、育休を取ったことで、家族との向き合い方も、働き方も、人生の優先順位も大きく変わりました。正直に言えば、「もっと早く知っておきたかった…」という後悔もあります。

仕事中心の生活から、赤ちゃんと過ごす毎日へ。

じっくり向き合う時間を取ったことで、これまで気づけなかった家族の変化や、育児の大変さ、そして“夫としての自分の役割”を知るきっかけにもなりました。

この記事では、実際に育休パパとして過ごした僕が、

「パパ育休を取ってよかった3つの理由」

そして

「唯一後悔していること」

を赤裸々にお伝えしていきます。

これから育休を検討しているパパ、育休を取ってほしいと願うママ、家族の形を考えているご夫婦にとって、少しでも参考になればうれしいです。


子どもと過ごせる時間が圧倒的に増える

パパ育休の一番のメリットは、なんといっても「子どもと過ごす時間が圧倒的に増えること」です。

仕事をしていると、平日は朝の数十分と、夜帰ったときのわずかな時間しか一緒にいられません。土日にまとめて育児をしているつもりでも、実際には“家族サービス”に寄せてしまい、「育児」として向き合う時間は思っていたより少なかったのだと気づかされました。

育休に入ってからは、

  • 朝から沐浴の準備
  • ミルクや授乳のリズム作り
  • 抱っこでの寝かしつけ
  • あやし方や声かけの工夫
  • おむつ替えのスピード勝負

    など、赤ちゃんとの時間が生活の中心になります。

特に印象的だったのは、「この子が僕に笑いかけてくれる瞬間が確実に増えたこと」。パパとしての自信にもつながり、「自分だからこそできる育児」が増えていく感覚は、育休中にしか味わえない特別な体験でした。

赤ちゃんの成長は驚くほど早いです。

1週間前にはできなかった表情や仕草が、今日できるようになっている。育休でその変化を“リアルタイムで見守れる”のは、パパにとってかけがえのない時間です


妻とじっくり話す時間が増え、夫婦関係が良くなった

育休を取る前は、家の中で妻とゆっくり話す時間は正直あまり多くありませんでした。僕が仕事で疲れているときに、妻も育児で疲れ切っている。会話が「連絡事項」だけになってしまう日も珍しくありませんでした。

ところが、育休に入ってから状況が一変。

「今日の赤ちゃんはどうだった?」

「こういうときはどうしたらいい?」

など、自然と会話が増え、お互いの考えや気持ちを共有する時間が格段に増えました。

育児は二人三脚です。

一人ががんばりすぎると、どこかで歪みが出てしまう。だけど、育休期間中は夫婦で同じ方向を向いている感覚が強まり、「二人で家庭を回している」という連帯感が生まれました。

また、育休パパになると、これまで見えていなかった妻の大変さに気づくきっかけにもなります。

  • 授乳の負担
  • 夜間の寝かしつけでのしんどさ
  • 日中ワンオペの孤独感
  • 家事と育児の同時進行の大変さ

それらを実際に体験すると、「ありがとう」という言葉の重みが変わりました。

結果的に、妻との関係もより安定し、家庭全体が落ち着いていくのを実感しています。


育児の悩みを妻と共有できるようになった

育休前の僕は、育児の“本当のしんどさ”をわかっているつもりで、実は理解できていませんでした。育児の悩みに対して「なんとかなるよ」「大丈夫じゃない?」と気軽に言ってしまい、妻をイラッとさせたことも少なくありません。

しかし育休に入ると、

「赤ちゃんって、こんなに寝ないの…?」

「なんで泣いてるのか分からない…」

「同じ姿勢で抱っこするだけで身体がガチガチになる…」

というリアルな悩みが、自分の身にそのまま降りかかってきます。

だからこそ、同じ悩みを同じ目線で話せるようになりました。

例えば、

  • 「今日は抱っこしても全然寝なくてしんどかった…」
  • 「体重増えたかな?ちょっと心配だよね」
  • 「寝ぐずりの時の対処どうしよう?」

    など、パパとママの会話の質そのものが変わります。

共通言語が増えることで、妻も「やっと分かってくれた」と感じてくれるようになり、育児のストレスが家族全体で減っていきました。

育児は一人で抱えるとしんどいですが、二人で抱えると驚くほど軽くなります。

パパ育休は、その“チーム育児”のスタートラインに立つきっかけになりました。


【唯一の後悔】1人目のときも育休を取ればよかった

ここまで、パパ育休の良さをたくさん伝えてきましたが、実は1つだけ大きな後悔があります。

それは、

「1人目のときに育休を取らなかったこと」。

当時は仕事が忙しい時期で、「今は難しい」「周りに迷惑をかけるかも」と言い訳しながら育休取得を選択肢に入れていませんでした。ですが、2人目で実際に育休を取ってみると、あの頃の妻がどれだけ大変だったのか、そして赤ちゃんの成長をどれだけ見逃してしまっていたかに気づかされました。

1人目は、何もかもが初めてで不安だらけ。

ママにとっても、パパにとっても、一番寄り添うべき時期。

その時期にそばにいられなかったことは、今でも少し胸が痛みます。

もちろん、今からでも取り返せることはあります。

ですが、「あの時こうしていれば」という思いをしないためにも、これからパパになる人には、ぜひ積極的に育休を検討してほしいと心から思います。


さいごに

パパ育休は、「家族の時間を取り戻すための選択」でもあり、「パパとして生き方を変えるチャンス」でもあります。

僕自身、育休を取ったことで

  • 子どもとの距離が一気に近づき、
  • 妻との対話が増え、
  • 育児の悩みを共有できるようになり、

    家庭全体が良い方向に進み始めました。

そして唯一の後悔は、

「もっと早く知っておけばよかった…」

ということ。

これから育休を取ろうか迷っているパパへ。

もし取れる環境があるなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。

仕事は待ってくれます。でも、赤ちゃんの成長は待ってくれません。

あなたの育休が、家族の未来をより豊かにするきっかけになることを願っています。

ABOUT ME
パパ所長
パパ所長
駆け出しブロガー
関東在住の30代男性、2人の女の子の父。 自身は男兄弟かつ理系出身という男子に囲まれて過ごしてきたため、女の子の子育てに日々奮闘しています。 趣味は家庭菜園、料理や家族との旅行など。育児の気づきや日々の家事テクなどをブログで発信していきます。
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