【新築売却奮闘記⑤】初の内覧希望者!期待を裏切られたその理由とは?
こんにちは、いえメモです。
スマホが鳴らず、不安に押しつぶされそうになっていた日々。
「もう一生この家に住むしかないのでは…」と思い始めた頃、ついにその瞬間はやってきました。
■ ようやく訪れた内覧希望者!
あの日、スマホに「内覧希望が入りました」と通知が来たときの高揚感は、今でも忘れられません。
「ついに来た!これで売れるかもしれない!」
心の中ではガッツポーズ。そしてすぐに、私の“内覧準備モード”のスイッチが入ります。
■ 内覧に望みを託し、徹底的に水回りを掃除した夜
内覧日は翌日。
その夜、私は気合いを入れて、“過去一番”の大掃除を始めました。
特に気合いが入ったのは水回り。
シンクは水滴ひとつ残さないように磨き、お風呂はカビ取り剤を駆使して天井から排水口まで徹底洗浄。
トイレの便座裏までしっかりブラシをかけ、鏡は顔が映るまでピカピカに仕上げました。
「ここまでやったんだから、絶対に好印象なはず」
そんな思いで、寝る直前まで家中をピカピカにして、期待を胸に眠りについたのです。
■ 母と子。親子2人で内覧…?
そして迎えた内覧当日。
やってきたのは、30代くらいのお母さんと、幼稚園児くらいのお子さんの2人組。
「あれ…ご主人は?」
思わずそう聞きそうになるくらい、予想外の組み合わせでした。
事前にネットで調べたとき、内覧には「夫婦で来るパターンがほとんど」とあったので、正直少し不安になりました。
でも、「たまたま今日はお仕事かも」「後で夫に話すのかも」と、自分に言い聞かせながら、できる限り丁寧に案内をしました。
キッチンの設備、収納の大きさ、日当たりなど、思いつく限り全部お伝えして、笑顔でお見送り。
「手応えはあった気がする」
そう思っていたのですが、現実は甘くありませんでした。
■ 感じられない担当者の本気度。仲介手数料がやる気につながる?
それから数日。
私はひたすらスマホを気にしながら、売却担当者からの連絡を待っていました。
しかし、何の進捗報告もなし。
こちらからメールを送っても、「確認します」とだけ返ってくる始末。
一週間経っても音沙汰がない。
二週間経っても、「まだ確認中」とのこと。
ようやく3週間後、こちらから再々度連絡してから、
「どうやら別の物件で決められたようです」とあっさりした返事がきました。
いや、そっちは“確認中”じゃなかったの?
この対応を受けて、私の中である仮説が浮かびました。
この内覧、実は「別の不動産会社」が客付け(買主紹介)していたんです。
つまり、私が依頼していた会社は“売主側”の仲介。
ここでふと気づきました。
もしかして、自社で買主を見つけた方が仲介手数料が両手に入るから、本気で他社紹介の案件に力を入れていないのでは…?
もちろん、すべてがそうではないと思います。
でもこの経験を通して、「不動産会社の本気度は、仕組みによって左右される」ことを痛感しました。
■ 次回予告:不信感とともに、売却戦略を見直す決意
初めての内覧で、期待は膨らみ、そして砕け散りました。
けれど、このままじゃ終われない。
「次こそは」と気持ちを切り替え、私は新たな戦略を考え始めることになります。
次回は、売却活動を前進させるために取った“ある行動”について、お話しします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
内覧ひとつで、こんなに疲れるのか…と思いつつも、私と同じように悩む誰かの参考になればと思い、引き続き、発信していきます!