【新築売却奮闘記③】住んで一週間で売却スタート!マイホーム天国がローン地獄へ…?
こんにちは、いえメモです。
この記事では、人生で一番高い買い物を、たった一週間で「売ろう」と決意した話を振り返ってみたいと思います。
当時はとにかく混乱していて、「これは夢なのか…?いや、現実か…」と毎日がぼんやりしていた気がします。
でも、確かにあの時私はこう思っていました——
この家で老後を迎えたくない…って。
■ 胃腸炎は治った。でも、不安とイライラは残ったまま。
売却を考え始めたのは、引っ越して一週間経ったころでした。
あの騒音とストレスで倒れ、胃腸炎になり、寝込んでいた日々。
薬が効いて、ようやく体調は回復したものの……驚くほど、心はまったく回復していなかったんです。
車の音に毎朝びくびくし、帰宅するたびに胸のあたりが重くなる。
家にいる時間が、全然「癒し」にならない。
そんな感情をひとつひとつ飲み込んでいるうちに、ある夜、ふとスマホを手に取りました。
■ 療養中の検索履歴は「新築 売却」でいっぱい
寝室のカーテンを閉めて、布団にくるまりながら——
私が検索していたのは、もっぱらこんなワードでした。
「新築 売却 方法」
「戸建て 売る タイミング」
「買ってすぐ 売却 後悔」
“そんな人いないよね…”と思いながらも、
「住んですぐ手放した」「音問題で売却を決意した」という体験談をちらほら見つけて、
ほんの少し、心が救われたのを覚えています。
自分と似た境遇の人がいた。
あの時はそれだけで、心がほんの少しだけ軽くなったんです。
■ やらない後悔より、やる後悔。
「すぐに売ったら損じゃない?」
「周りになんて言えばいいの?」
「住宅ローンってどうなるの…?」
不安は山ほどありました。
でも、それでも私の中でふつふつと大きくなっていたのは、
“このまま何年も我慢して生きていくのは無理だ”という気持ちでした。
家は財産。家は資産。そう思って買ったはずなのに、
それが心と体を削る存在になってしまった今、
もう一度「自分の人生」を最優先にしてもいいんじゃないか。
そう思うようになりました。
■ 不動産会社選び、スタート。
売却を決意して、まずやったのが不動産会社探し。
このあたりは、別の記事で詳しく書く予定なのですが、
私が当時感じたのは、
「家を“買う”時よりも、“売る”時の方が、もっと情報が必要」
ということ。
複数の会社に見積もり依頼をし、対応を比較し、ようやく信頼できそうな1社にたどり着きました。
担当者の一言一言に一喜一憂しながら、「本当に売れるのか…?」という不安と戦い続けていました。
■ 住んで一週間。いよいよ売却スタート。
こうして、私は人生初のマイホームを、住んで一週間で「売却物件」として出すことにしました。
ローンは?査定価格は?住みながら売れるの?
分からないことだらけのまま、不安と期待が入り混じった毎日が始まったのです。
まさか「夢のマイホーム」が、「胃腸炎+ローン地獄」の引き金になるとは、想像もしていませんでした。
でも、振り返って思うのは——
あの決断があったからこそ、今の私がある。
■ 次回予告:どんな人が内覧に来る?売却活動スタート!
次回は、実際に家を売りに出してからのエピソードをお届けします。
どんな人が見に来て、どんな反応をされるのか?
そして、果たしてこの家は売れるのか…?
「住んで一週間で売却開始」というちょっと(かなり)レアな体験。
これから家を買おうとしている人にも、すでに買った人にも、何かヒントになるかもしれません。